天野山金剛寺の境内の様子や、建造物等を3Dで見ることができるんですね。
境内にある「3Dで見る金剛寺」のQRコードをスキャンすると、金剛寺を空から見た映像が表示されます。
(URLはこちら:https://aitrec.jp/TagengoPJ/Osaka/VR/kongouji/jiiki/jiiki.html)
さらに、映像の中に表示されているアイコンをクリックすると、金堂内部や日月四季山水画屏風のVR(仮想現実)映像、多宝塔や食堂の構造データ、庭園や桜の見どころ映像などを見ることができます。
スマホを持ったまま向きを変えると、画面もそれにあわせて動き、その場にいるようで面白いですよ。
なお、このサイトは、一般社団法人先端イメージング工学研究所という団体が運営していて、同団体は、日本をはじめ、世界の多くの国々の貴重な文化財、歴史資料等を、京都大学井手亜里名誉教授が開発された、高精細画像記録システムを用いて記録・保存し、未来へ継承する活動に取り組んでいるとのことです。
世界の各国では災害のほか、戦争等の人為的理由で先人達の知恵や技術、芸術作品に込められた美などの無形の財産が常に破壊の危険に晒されています。そうでなくても、経年劣化は避けられません。それを最先端の技術でのちの世代に引き継いでいく...すばらしいですね。