河内長野の伝統食「半夏生もち」

河内長野の伝統食「半夏生もち」

夏至から数えて11日目の7月2日頃から、七夕までの5日間を「半夏生」と言います。
昔は、田植えの目安と言われていて、無事に田植えを終えた農家が、感謝の気持ちを込めて、糯米(もちごめ)と小麦で拵(こしら)えた餅を食べたそうです。
そのお餅が「半夏生もち」です。

今も伝統を守っておられる、日野の「久保健商店ほたるの里」で買ってきました。
きな粉をまぶしていただきますが、わらび餅等とはまったく違った食感と、どこか懐かしい味わい。
お餅が大好きな私にはたまりません。

綺麗に盛り付けできなかったのですが・・・、半夏生もち、驚きの弾力なんです。
茶色いつぶつぶが小麦ですよ。

しかも、きな粉でいただく半夏生もちは、ビタミンB1、タンパク質、脂肪酸、食物繊維、カリウム、鉄分等も豊富なんだとか。
先人の知恵なんですね。

久保健商店ほたるの里
河内長野市日野415-2
材料が手に入りにくくなる中、この「知恵の餅」を次世代に残したいという想いで、半夏生もちを奥河内に名物にしようと6年前(令和元年現在)から販売なさってます。

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